2022/02/19 [読書メモ] リーダーシップを諸々

  • まとめると
    • 戦略
      • ISSUEから始める。どこで戦うか。自分たちにしか出せないVALUEはどこか。
        • 自分たちの存在理由。好きなこと、得意な事、ためになること。
        • 「戦う場所」は問題ではい。「戦うべき場所で戦い続けているか」が問題。それが判断軸になる。
        • そこを決めて、地道な努力を重ね続ける。
        • 多くを試し、上手くいったものを残す
        • そうでないテーマには手を出さないことも重要。
      • 誰をバスに載せるか。
    • メンバーシップ
      • 相手に重要感を持たせる vs. モチベーションを上げようと思わない
      • 責任感・性格で決める
      • 活躍の機会を準備する
      • 結果を見て、評価を伝える。
    • リーダーシップとは
      • 人間力。私利私欲を無くせているか?
      • 数字に責任を持つ: (1) 目標を掲げる、(2) 先頭を走る、(3) 決める、(4) 伝える
      • 背景・動向を説明する
      • いかに任せていくか。マイクロマネジメントをしない。
    • マネジメント
      • 仕組みを作る。そして、その仕組みを管理・改善していく。
        • e.g. 自分で情報を取りに行かない仕組み
      • チーム全体のパフォーマンスを上げる
  • ビジョナリーカンパニー2
    • 最低限の規律
    • 適切な人材こそが、最も重要な資産。誰をバスに乗せるか。どこに向かうかは、その後。
    • 最高の人材は最高の機会追及にあて、最大の問題解決にあてない
    • 人材の最適性は、能力・経験ではなく、性格・基礎的能力・責任感によって決まる
    • 人ではなく、システムを管理する
    • 地道な努力こそ、重ね続ける。物事は、1ミリづつしか動かせない。決定打は探さない。
      • 動き始めたら、あとは雪だるまになる。
  •  ビジョナリーカンパニー
    • 成果を挙げるのではなく、成果が上がる仕組みを作る。
    • 会社の存在する理由は、一人ではできない事を成し遂げるため。
    • 自分達にしか出せないVALUEをだす。
    • 理念は重要ではない。理念を全うできているか、一貫性が問題である。
      • 理念 for 継続、for 制限(やらない事も決める)
      • つまり、その場その場で判断しない。判断軸を持つことが重要。
    • 自分たちは、特殊な組織に属していると、思い込ませる(エリート意識)
    • 多く試して、成功したものを残す
  • リーダーの仮面(安藤広大)
    • ルールで縛る
    • 上から命令する
    • 結果だけ見る
    • 部下のモチベーションをあげようと思わなくて良い。モチベーションは、本人が見つけるもの。
    • 自分のアクションで取りに行かない。期限を区切り、相手にアクションを起こさせる
    • 1人の部下に好かれるよりも、チーム全体のパフォーマンスを上げる
    • 自分の数字を気にしない。チーム全体の数字を気にする。
  • 岩田さん
    • 面談。「あなたは今、ハッピーですか?」
    • 背景を説明する。
    • 削ることがクリエイティブになる。
    • http://kotsuki-shunji.com/blog/2020/03/07/2020-03-07iwatasan/
  •  出来るリーダーはこれしかやらない(伊庭正康)
    • 早く進みたければ一人で進め、遠く位に行きたければみんなで進め
    • 「いかに人に任せていくか」に尽きる
    • 方針はトップダウンで決める
    • マイクロマネジメントにならないために、「どうするか?」を問う
    • 1人1人を主役にする
    • 判断軸を持つ
    • 常に、2:6:2だと
  • 採用基準(伊賀泰代)
    • 自分なりの解決パターンを持っているスパイク型は、強い。
    • 採用したいのは将来のリーダー
    • 組織は成果を達成するためにあるもので、和を大事にするためにあるのではない。リーダーは成果を優先する。
    • リーダーの4つのタスク。(1) 目標を掲げる、(2) 先頭を走る、(3) 決める、(4) 伝える
    • グループとしてのリーダーシップの総量を増やす。分散型思考。
  •  リーダーの51の考え方
    • 上手くいくときは皆のお陰、失敗した時に自分の責任、と素直に思える。
    • 地位は権力ではなく、責任。
    • 強くない立場の人に、しっかり気を配る
    • ミッションとは、自分たちの存在理由。好きなこと、得意な事、ためになること。
    • 意識するのは、とにかく分かり易さ
    • 絶対にしてはいけない事は、声を荒げて怒る事。
    • 資料作りを頼むとき、WHAT,WHY,HOW、WHENを伝える。
    • 人事の重要性。組織が、どんな人を登用させ、出世させるか。
      • e.g. 結果さえ出せばよい、は出世させない。それが正しい評価、となるから。
    • 組織が上がるほど、重要になるのはスキルよりも人格になる
      • ==>リーダーとして鍛えておくべきは、人間性。
    • 前向きなチャレンジは、迷ったときはやってみる
    • not 悪くなければとる、but 良い時だけ取る。落とす理由は探さない。
    • 3時間以上のまとまった時間を時々作る(2週に1度程度)
    • 困っている事を解決するために、権限を使う
  •  リーダーシップの哲学(一條和生)
    • 面談の必要性、力を引き出す
    • マネジメントとは、メンバーに活躍の舞台を用意する事
    • 数字にこだわらないと、PDCAは回らない
    • プランは5%、95%は実行
    • リーダーは全部わからなくて良い。
    • 係長:飲みにケーション
    • 課長:部下だけでなく、他の関係者に認められる必要がある
    • 部長:上司を動かす
    • 理念やビジョンを打ち出すだけでは引っ張り切れない。現実の課題を遂行し、増収増益という実績を示す
    • 自分の器以上に、会社は大きくならない
    • 会社の目的は、使命を達成し、成長し続けること
  • なんで自分は燃えているんだろうか?
    • 自己顕示欲は、多分、ある。
    • ただ、それ以上に、「自分達で世界一の研究室を作り上げる」という経験を、したい。
  • kotsuking
  • 関東の某国立大学、教授。他に、JST・さきがけ研究員、理研・客員研究員、気象予報士。京都大学大学院で博士(工学)を取得。
    スーパーコンピューターを駆使して天気予報の改善に取り組むデータ同化研究者。座右の書は「7つの習慣」。

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