2020.05.22 [読書] NEWTON・哲学

久々に読んだNEWTON。やっぱり面白い。これからも時々読んでいこうかなと思う。


  • 哲学の始まり(古代ギリシャ)
    • なぜ、と言う不思議から
    • ロゴス: 理性的な説明
  • 物事の根源について
    • ミレトスのタレス: 水(A.D. 6C)
    • ピタゴラス学派: 数学(A.D. 6C)
    • デモクリトス: 原子論(A.D. 4C)
  • 科学の原型
    • プラトン: イデア論
    • アリストテレス」 実践・観察主義
  • 中世・近世の哲学
    • 神学と哲学の分離: オッカムのカミソリ(12C)経験論
      • 知覚できない存在を認めるべきでない
      • 必要以上の仮定を置くべきでない
      • 概念を用いる神学 と 観察・経験を重視する哲学 の分離
    • 実験主義: フランシス・ベーコン(16C)
      • 実験によって知識は獲得できる!(帰納法)。おそらく、経験科学(観察科学)の始まり
    • 自意識: デカルト(17C)我思う、の人。神の存在証明。
      • 絶対に正しい知識、「第一原理」を探すことが必要だと考えた。意識を第一原理とした。
      • 人間は「考える意識」と「物理的身体」に分けられる(心身二元論)
      • 機械論的自然観に繋がってくる
    • 機械論的自然観: デカルト
      • 機械論的自然観(すべては計算できる!)。
      • デカルト座標系。物体は数学的に記述できる!
    • イギリス経験論①: ジョン・ロック(17C)
      • 人は白紙で生まれてくる!そして、経験を重ねることで、バナナがバナナであると分かる(バナナの概念の獲得)
      • <==> 人は生まれながらにして物体や概念を正しく扱える原理・知識を持っている(デカルト)
    • イギリス経験論②: ジョン・バークリ(17C)
      • 知覚できないものは存在しないのではないか???(量子論にも繋がる)
      • ==> 経験できないものを疑う
    • イギリス経験論③: デイヴィッド・ヒューム(18C)
      • 因果関係の存在は、信じることしかできない(100%正しい帰納的法則は存在しない!
    • ここまでのまとめ
      • イギリス経験論: 人は経験により知識を得る
        • 反論: 個別の経験から、人類共通の知を得られるのか?
      • 大陸合理論: 人は生まれながらに知識・理性を与えられている
        • 反論: 神の存在を前提とした合理論って理性的なの?
      • 論点: ひとの理性がどの時点で獲得されるのか?
    • コペルニクス的転回: エマニュエル・カント(18C)
      • それまで: 秩序があった世界が先にあり、私たちはそれを認識している
      • カント: 私たちの認識が先にあり、認識が秩序だった世界を形成している
      • 人類共通の認識・フィルター(悟性と感性)を通して、客観的な知を積み上げていく(止揚)
  • 近代哲学
    • 弁証論: フリードリヒ・ヘーゲル(18C)
      • 世界は弁証論的に進歩していく=進歩思想。世界が良くなっていく、と言うのは新しい考え方!
      • ==> マルクス 共産主義(社会も良くなっていくはず, 19C)
      • ==> ダーウィン 進化論(生物も進化していくはず, 19C)
    • 無意識: フロイト(19C)
    • 反証主義: カール・ポパー(20C)
    • パラダイム論: トーマス・クーン(20C)
      • 科学の歴史は断続的な転換(≠連続的転換)

 

  • kotsuking
  • 関東の某国立大学、准教授。他に、JST・さきがけ研究員、理研・客員研究員、気象予報士。京都大学大学院で博士(工学)を取得。
    スーパーコンピューターを駆使して天気予報の改善に取り組むデータ同化研究者。座右の書は「7つの習慣」。

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