NHK 10分で名著より。
ローマ帝国の5賢帝の一人。その彼の自省伝を、「嫌われる勇気」の岸見一郎が解説。
なんという、豪華なラインナップ!
- 彼が求めたもの: ”善く生きる”こと
- 善悪判定はギリシャ哲学的
- 善:ためになる
- 悪:役に立たない
- ここに、道徳的な価値判断は無い
- 逆に道徳は、「べき・べきでない」論を行う
- 「善く生きる」とは、ロゴス(宇宙の秩序)に従うこと=自然に従うこと。
- 善悪判定はギリシャ哲学的
- 他者を許すこと
- 自分も他者もロゴス的でない(
完全ではないと)と考える。 - 悪意ではなく、無知による過ち。教え、諭し、寛容になる
- 我慢することは、正義の一部
- 自分も他者もロゴス的でない(
- 承認の欲求、親切の債務者にならない
- 「美しさ」の中に称賛は含まれない。価値は人の評価と独立。
- ただただ、実を為す葡萄の様にある
- 悲しみは不幸ではない
- 悲しみは自分と向き合うこと
- 悲しみは止めてはいけない
- 善悪無記に捕らわれない
- 善 ためになる
- 悪 ためにならない
- 困難な状況
- 困難な状況こそ、哲学を学ぶことに適している
- 運命を愛する
- この程度の困難はこの人生で何度も訪れる
- 他者が困難に立ち向かえる力があることを信頼する
- キーワード
- 最初に告げられた表象以上の判断を付け加えない
- 褒めてはいけない、褒められた子供は、褒められるために善をなす