合宿の自己紹介をメモ。
今回テーマ: 斜に構えるモード・素直モードを意識して使い分けてみよう(宮嶋理論)!
- 大事なところ
- 今後10年の研究内容・BEYOND
- WACCAの枠組みに期待する点
- 議論したいこと
- 渡部さん
- 新しい分野の設立、学術業界の再編成、産官学連携
- WACCAは手段(マキャベリズムですねぇ)
- 学術面でどう評価される(評価の確立)?企業にも役に立つ?
- 橋本さん
- 「災害」と「自然現象」の境目。それは人や資産。
- 人が自然から受ける影響(+、-)をより深く認識したい
- 例)雨とうつの関係、梅雨と美術(気候でどう決まる)
- まっさらな視点で、地球で一番住みやすい場所
- 生まれた場所を認識するまでのプロセス(心理学)
- 阿部さん
- 何で食っていくのか?(企業として?阿部さん個人が?)
- これから河川計画はないし、、、
- 気候変動適応法で、また変わるのか?
- 山田さん
- RRI、d4PDF、河岸段丘・中山間地系の確率的リスク
- 工学の言葉で河川水文地理学
- 非モデル知の語りなおし
- リスク・歴史・資産のインタラクション
- 綿貫さん
- 水質変化、経済評価、確率情報の活用、湖沼の評価、機械学習
- 曝気循環施設の運用効果、ダム運用(裁判沙汰)
- 水質・水理・気象の一体的な計算。特に「水質」
- 偉くなる・脱ブラック
- 新しいビジネス・共同研究(ESG投資、氾濫想定水位)
- Environmental Society Governance
- 林さん
- PAWRなど技術の発展、観測データのハーモニー、オープンデータ
- データの品質管理、地上観測所による観測体制の見直し
- 議論したいこと: どの程度の品質が求められるか?
- 丸谷さん
- 水文・水質データベース、データペーパー
- 生態学と水文学の融合、社会貢献にどうつなげるか
- 小槻
- ロールプレイングゲーム
- 田中さん
- 洪水リスク評価はできる。ではどう使うか?
- 被害推定。Especially, 破堤確率の設定
- リスクカーブをどう河川計画に活用するか?(保険業界では常識)
- いわゆる、スマート社会
- 社会水文学の台頭は、社会実装に繋がるか?
- 木下さん(研究よりも普遍)
- レジリエンス社会に資する都市形成(都市計画)
- 予測、対応、(回復)
- MaaS: (Mobility as a Service)
- 交通サービスの共同化
- SARを気象観測ツールとして定着させる
- レジリエンス社会に資する都市形成(都市計画)
- 峠:
- 徒党を組んで地域のボトムアップ研究(海外を意識)
- 観測の5W1Hを戦略的に考える
- 災害があったときに何がどの様に影響があったか
- 木村さん
- 次世代モニタリング・社会実装
- 産官学ニーズ・シーズのマッチング
- 大型研究の構想、超学際的アプローチで成し遂げる研究開発・社会実装
- 失敗例の共有
- キーワードのマッピング(ガイダンス資料)
- 仲吉さん
- BIG DATA, 市民科学, オープンサイエンスのためのプットフォーム
- 個人で完結しない研究(異分野とのケミストリー)
- 民間畑のメンバーの参入(実用化を目指して)
- スター型ネットワーク
- 最適な研究室運営・プロポーザルの共同執筆(とりあえず書く)
- そのほか
- オープンデータの方向性、データサイエンス
- 社会変化、ビジネスってキーワードが多いなぁ
- スマート社会への流れ(リスク評価、MaaS)
- 「自動化」へのトレンド(農業、自動運転)
- あんまりAIって流行ってきてない
- 渡部さん
- 研究紹介
- 仲吉さん: 地上気象ビッグデータの取得
- 課題: 熱ストレスセンサ(小型化・精度向上)、環境ストレス(PM2.5、花粉症)
- 更に、データからの予測モデルを作りたい
- 夢:市民みんなが小型センサを持つ社会を作りたい
- 市民科学・オーピンサイエンス、ステレオビジョン(3次元、e.g., 海鳥の帆翔)
- 人工知能による雨予測、雨滴サイズ・雨量強度の推定
- Global Urban Climatology(ヒートアイランド、世界28メガシティ)
- 航空機からの排熱・排ガス
- 活動時消防隊員の深部体温予測モデル
- オープンサイエンス
- 市民も交えて一緒にサイエンスする
- 課題: 熱ストレスセンサ(小型化・精度向上)、環境ストレス(PM2.5、花粉症)
- 木村さん: 農業水利
- 地表流のレビュー: 森林水文、河川、砂防、農業土木、グローバル
- 水田流域水循環の水理・熱環境
- 水稲用の液肥や導水の自動化
- 農業分野におけるSociety 5.0
- AIによる需要予測、食料供給
- 質問
- 高温障害、江戸時代は?
- 武藤さん: 流域の地理条件と現状分析
- 戦後の植樹、近年の放置(過疎化、低価格)
- 流域の類型化(地形・地質)、林業の活性度から関係性を調査
- 例えば、緩やかな地形では大規模化が容易
- 地域ごとに林業の担い手が変化(1.造林、2.素材生産、3.加工)
- 歴史(戦前からの林業の発展に大きく起因する)
- 峠さん: 大陸性内陸湖(発表しにくい、なぜ?)
- 環境鋭敏性が高い。フィードバック性も高い
- 結果としての「環境影響」。問題は「定量的」な
- 塩害 ==> 健康影響
- 原因としての「水循環」
- ステージ0(なし)、1(進行中)、2(悪化後)
- そもそも、ステージ1の定量的情報が少ない
- ステージ0(なし)、1(進行中)、2(悪化後)
- 結果としての「環境影響」。問題は「定量的」な
- ケニアの事例: 進行中の消える湖沼
- WORD:
- 土木は地球のお医者さん
- しかし、診断はなかなか研究として認められない
- 環境鋭敏性が高い。フィードバック性も高い
- 林さん:
- 京大防災研: 地域クラスタリング
- PASCO: ハザードマップの作製(日本・途上国)
- 衛星画像から被害の判読 (2018年西日本豪雨)
- DIASの枠組みで衛星を民間利用
- 取り扱い衛星一覧
- SAR
- ALOS, RANDSAT, TerraSAR, SPOT6&7
- 高分解能光学衛星(30cm~1m)
- 中分解能 工学
- SPOT、ALOS
- SAR
- 木下さん:測地学者
- inSAR (合成開口レーダー:SAR)の大気伝搬遅延効果
- INSAR(SAR干渉法)、典型的利用は地表面変位、地盤沈下
- 気象(水蒸気効果)とのコラボ
- 大気山岳波、雲があっても良い!
- 東大時代: 気候変動、社会影響評価(洪水被害)
- RESTEC: SARの時系列解析
- 気になったこと
- 交通はサービスの提供者が異なるが、上手くいくのか?
- e.g. 新幹線とかに簡単に積めるの?
- 交通はサービスの提供者が異なるが、上手くいくのか?
- inSAR (合成開口レーダー:SAR)の大気伝搬遅延効果
- 田中さん: 洪水リスク評価
- 降雨流出、氾濫モデル、洪水リスク、有限要素法・粒子法
- 超過洪水のリスクを定量化
- 日本: 雨の確率 ==> 計画降雨 ==> 洪水リスク ==> 被害推定
- 海外: データドリブン(過去の既往流量から)みたいなパターンが多い
- 総合確率法(ハイエトグラフを流域内に複数用意)
- 丸谷さん: 流域水文学
- 社会変化、気候変化、植生変化、影響
- 林さん: 降水観測手法の多様化
- 地上観測:減りつつある
- レーダー:
- 衛星観測:GSMaP
- これらの観測データーのハーモニー
- 綿貫さん: 溜まった水(KIMNOLOGY)
- 浅井湖沼の水温、水質
- シミュレーション、観測
- ミリ単位の流速を図ることの難しさ
- ADCP(超音波・ドップラー・CUREENT・プロファイラ)・三次元測れる
- 浅井湖沼の水温、水質
- 山田さん: 河川地理学・河川水害リスクの地理的構造
- 経歴
- 住民間手続き(学士)
- 河川地理学
- 地理学自体は縮小再生産に入ってる
- 研究の例) 流域の各地域で、どれくらい水害リスクは違う?
- 水害リスクは4次元
- 空間座標xy、超過確率、浸水深、被害などなど
- 多くの研究はそれを二次元に落としている
- このリスクを二次元でマッピング(意外とこれまでされていない)
- 最後は、四国の地質条件にまでもどる。
- e.g. 北側は破砕帯(構造線)
- 蛇行平原区間の河川の変遷
- ブラタモリの徳島編みたい
- 河川リスク(小スケール・小リターン、大スケール・大リターンなどの3タイプ)
- 東日本で違うのは何故?フォッサマグナ?
- 関東は内水が多い。低地だから。
- もっといえば、東日本で大河川が多いのは何故?
- 東日本で違うのは何故?フォッサマグナ?
- 経歴
- 橋本さん:浸水と健康リスクと水文疫学
- 水文疫学は海外ではhydro-rpidemiologyという分野が広がりつつある
- 洪水氾濫に伴う有害物質拡散・健康リスク評価
- 例)バングラディッシュの染色工場
- どういう対策ができるのか?
- e.g., 堤防、でもこれだと農業が。。。などなど
- ステークホルダーの調整
- 融合は、興味・人同士の相性で決まる(実感)
- どういう対策ができるのか?
- 渡部さん: 水文・気候予測情報学
-
- 従来は影響評価の一部だったが、研究分野として伸びてきた。
- あふれた情報を整理する時代
- 研究のための研究?きちんと評価されるのか?
- 情報を活用する研究が高まるべき
- 気候変化・社会経済変化 ==> 未来学
- 変化に注目して一括で見て行こうよ!
- リスク、中間地、島しょ地域、持続可能性
- キーワード: 予測情報の利用、人口減少、社会経済変化
- 質問
- 気候変動適応法の影響は?
- ニーズはあるけど、供給がない
- コンサル業界のチャンス
- 学術とコンサルの持ってる技術のギャップ
- 渡部さん、起業したら儲かるんじゃないか?
- しかし、ビジネスの継続性はあるのか???
- 気候変動適応法の影響は?
- 従来は影響評価の一部だったが、研究分野として伸びてきた。
-
- 飲み会のネタ
- プロポーザルの情報
- 大学のメーリス・HP
- DIAS???
- 「共同研究をやりたい」と思う理由
- 1.そもそも、やりたいことに溢れている
- 「新しいこと」を始めたい、ということか?
- 2.大学教員と研究所研究員のマインドセット(ゲーム)の違い?
- 学生がいっぱい居るからネタが欲しい(大学教員)
- どうやって自分が「世界一」になるか
- 3.プロポーザル書くより、研究して論文書きたい、ではないっぽい?
- やりたいことを探している???
- 1.そもそも、やりたいことに溢れている
- プロポーザルの情報
- グループディスカッションの興味
- 水文・水資源学のマッピング
- 学問のあり方・評価・(科学哲学に関連する)
- クーンのパラダイム論
- 工学と理学
- 社会実装をどう評価されるように持って行くか
- データに関するお話(綿貫さん)
- データを集約、データの階層化、データペーパー
- コンサルはデータを集約化・翻訳化
- コンサル
- ビジネスと学問のギャップを埋める
- メモ
- 結局、問題は「何をするか?」
- キーワードは「末広がり」ではないか???(宮嶋氏より)
- 結局、問題は「何をするか?」