職場で講演の機会を得たのでメモ代わりに.面白い.
数年前までは,「AIでこんなことが出来るかも?」という時代の雰囲気を感じていたが,その時に動いて,ベンチャーを立ち上げた人たちが動き始めた芽が出始めている.天才は,早く始める.その一言に尽きる.
それを踏まえて,自分は研究者としてAIに手を出してよいのだろうか?まぁ,とりあえずやってみようが正しいのだろう.せっかく優秀な後輩がいるのだから,いるうちに学んでおかないと.
どうしても人間は,目先の面白いことを追及してしまう.それは,これまでの成功体験の延長なのかもしれないが,一路ずらした視点が必要だろう.そういう観点では,innovation statisticsなんかやってる場合じゃなくて,AIやら,哲学やら,新しい分野に着手する必要があるだろう.
今年のテーマは,成功に向けての投資!成果は黙ってても出るようになってきたから,新しいチャレンジをゆっくり考えないといけないのかもしれない.
- コンピテンス
- (1) OCR(文字認識)
- 古い技術だが,産業界の要望が高い
- 電子化されていない書類がまだまだ多い
- 行政,アンケート用紙などなど
- 現状は,結局手打ちした方が早い,みたいなケースが多い
- コンペで実際に大勝ち(50%==>80%)したことで,実際に仕事を取れる
- つまり,コアな技術があるから勝ててる
- ちな,顔認証技術はNECが強い
- ポイント: いい学習データを得たことがポイント!
- でも,他の会社もやってるでしょ?
- AIを敵だと思ってる社員も多い
- 古い技術だが,産業界の要望が高い
- (2) 静止画の画像解析
- 医療用カメラ(8K=視力4.5),車の衝突防止カメラ(部品会社が倒産していってる)
- 車の事故画像,自動認識 (診断専門職の職が奪われている)
- 結局,人件費がどんどん削られていく
- 東京電力: ダムの取水制御システム(異物認識)
- 夜間発電が増える
- (3) 動画認識
- 車の動画
- 風向きまでわかる!
- 危険運転の認知
- (1) 運転の癖を把握,(2) 保険料の差別化
- 車の動画
- (4) Chatbot
- 自動応答サービス
- マニュアルの応答・業務効率化
- 日本気象協会: 天気予報予報分の自動生成
- (5) DB (統合データベース)
- RDF: 複雑な関係をグラフ化
- (6) R3: 3D
- 3次元の空間構造を把握
- e.g., スマホのカメラで自動採寸
- 3Dプリンターの普及で,その場で政策が可能になる
- 義歯
- 3次元の空間構造を把握
- (7) ロボティクス
- 自動実験: ==> 化学実験の再現性をUP
- 製薬会社の立ち上げ
- (1) OCR(文字認識)
- 方向性
- スマホなど,簡易に!使える
- 質問
- 現代数学を応用した具体的なプリケーションは?
- 言えない(NDA)
- インフラ化されていくのか?
- OCR ==> 古文書
- 現代数学を応用した具体的なプリケーションは?