研究所のボスの力で招聘。
この辺りは強い研究所にいることの強みである。
合わせて下記読了。
西森 秀稔, 大関 真之 「量子コンピュータが人工知能を加速する」
今のところ、実用化に目途が立っている(というかほぼ確実)なのは、量子アニーリングによる最適化。このイメージは、巡回セールスマン問題を考えると分かり易い。相互作用をDESIGNする感じ。
- 1998: 西森先生の量子アニ―リング提案
- 1999: D:.Wave設立
- 量子アニーリング
- 最適化問題向き(i.e., 機械学習を加速化)
- このイメージは、3次元空間の最小値探索
- グラフ構造を持つ問題には使いやすい
- 最適化問題向き(i.e., 機械学習を加速化)
- デバイス
- 複数段階でチップを冷却
- 77K, 4K, 1K, 300mK, 15mK (0.015 Kelvi)
- 複数段階でチップを冷却
- APPLICATION (基本的に最適化問題)
- 物流
- ドイツの航空宇宙局
- 採用プロセス
- 日本で使うには?
- emulatorはPYTHONで利用可能(大東さん情報)
- まずはここから始める?
- TOHOKU Univ. QARD
- emulatorはPYTHONで利用可能(大東さん情報)
- IOってどうやってるの?
- そんなに早くない。深い層からのデータ抽出が必要なため。
- 今後
- 今のところ、2000 Qbits
- 量子ビット(素子数?)は、2年で2倍を見込む
- 考え事
- 自分のapplicationとしては、同化(最適化)問題と親和性高そう
- しかし、そこまでして最小値探索が重要なアプリなのか?
- 4DVARでもやってるし。。大気にはすでに十分?
- ただ、iterationのコストがfree。他に資源を割り振れる?
- 挑戦的萌芽とか出したら、サクッと通りそう。
- Lorenz96のEnVARでやってみる、とか。
- 事前に少しは練習した実績が必要だと思うが
- 自分のapplicationとしては、同化(最適化)問題と親和性高そう