2013.04.30 [読書] 虚構時代の果て

大澤真幸: 虚構時代の果て

横松先生に薦められた一冊,非常に面白い.社会学系の本にはこれまで接点が少なくて,全部理解できてる気がしない.でも,自然科学と違う議論展開が刺激的で,いつの日か自分の研究でも生きる気がする.この本からは,”あらゆる社会現象は必然的に起こってる”って筋を感じるが,これは自然科学的には容易に納得しえない.しかし,説得させるのが社会学の論理展開.



増補 虚構の時代の果て (ちくま学芸文庫)

  • kotsuking
  • 関東の某国立大学、教授。他に、JST・さきがけ研究員、理研・客員研究員、気象予報士。京都大学大学院で博士(工学)を取得。
    スーパーコンピューターを駆使して天気予報の改善に取り組むデータ同化研究者。座右の書は「7つの習慣」。

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です