2018.04.23 [読書] 人を動かす「超」書き方トレーニング

人を動かす「超」書き方トレーニング by 苫米地英人

使ってみよう
・ワークをプロポーザルに使ってみる
・スコトーマはずし
・パラグラフの最初にサマライズ


そもそも
・書く技術の前に、書きたいものを磨くことが先
・そのためには、圧倒的な知識量が必要
・文章力は、表面的な表現技法に過ぎない

トレーニング
・名作を読むこと

違いを理解する
・文芸: 読者の臨場感、一過性、情緒、文体
・一般: 作者の臨場感、再現性、情報、内容
・1つのドキュメントに混ぜてはいけない

自分自身の臨場感を人に伝えることが重要
・冗長な部分を排除して、重要な情報を伝える

脳の仕組みを理解する
・人間の脳は、既に知っていることとの関係性で理解しようとする
・既成概念がスコトーマ(これしってる)を作り、情報を遮断する
・各作業は常にスコトーマへの挑戦
・・スコトーマは、情緒を利用すると外しやすい
・・人間の脳は、違和感のある事のほうが認識に上がりやすいから

臨場感を伝えるために
・作者の個人的な体験が、臨場感を醸成する
・そのうえで、メタに昇華させた概念を伝える(ゲシュタルト)

スコトーマへの挑戦: スコトーマ外し!
・前提を裏切る (e.g. 教育熱心なのは子供に良くない)
・読者の違和感を解消させる必要がある
・より抽象度の高い概念へと昇華させる(ゲシュタルト)

パラグラフ
・優れた文章は、パラグラフの最初にサマライズされる

論理的な文章
・トゥーミンロジック
・・データ(事実)、ワラント(根拠)、クレーム(主張)
・・バッキング: 根拠をサポートするデータ
・・リザベーション: クレームの例外
・・クオリファイアー: クレームを定量化する

その他
・感性とは、非論理のことではない
・感性とは、論理と情緒を包含する概念



人を動かす「超」書き方トレーニング

  • kotsuking
  • 関東の某国立大学、教授。他に、JST・さきがけ研究員、理研・客員研究員、気象予報士。京都大学大学院で博士(工学)を取得。
    スーパーコンピューターを駆使して天気予報の改善に取り組むデータ同化研究者。座右の書は「7つの習慣」。

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