- ステージ(PMモデル)
- 1. 命令 (1対1; PMでは指導)
- 2. 監督–>代表者に指示 (1対各グループ; PMでは指導と育成)
- 3. 大筋の方針だけ示す (1対全体; PMでは育成)
- 4. ヒントだけ与える
- 哲学
- 人間の能力に大きな差はない。あるのは熱意の差。
- 教育
- 報告・丸投げの質問は受け付けない
- 目利き/伸びるやつ
- 言語能力が高いこと。自分の言葉で語れること
- 自分を観察して、到達可能な目標を考えられる。
- 自己採点が辛め。出来ていない事、課題に目を向けられている。
- 伸びないやつ
- プライドが高い。自分が分析できておらず、立ち位置がわかっていない。
- リーダー
- メンバーから情報を引き出す。
- 選ばないときは理由を説明する。
- 夢とロマンを語る。
- みんなを見る。個人の成長も一緒に喜ぶ。
- 月間目標
- 実現可能な半歩先の目標を重視する (小さな成功を重ねさせる)
- 有言実行を徹底させる。課題解決の必要要素が、自分のコントロール下にある事。
- 自分の勝ちパターンを身に着ける
- 部活の目標
- 陸上を通して魅力的な人間になること。人間を育てる事もコーチの役割。
- 「箱根駅伝で優勝する」という部としての目標を明確にした。
- 自由と自主
- 自主性をもって、自立する人材を育てる。
- 部員が規則正しく生活できる環境を整えた。
- 周りが見ている事を自覚させる
- チーム
- 異なる強みを持つメンバーが集まるからこそ、チームは強くなる
- コーチング
- コーチの仕事: 「教える」事ではなく「考えさせる」こと
- 試合後に、選手に選手を取材させる
- 自己効力感をもたせる (この研究室で、自分は出来るようになる、という感覚)
- 聞き手
- 加点主義。60点になった理由を相手にとことん語らせる
- カウンセリングみたいな感じ。絶対に答えは言わない。
- 加点主義。60点になった理由を相手にとことん語らせる
- 1 on 1
- (1) 自己採点
- (2) 良かった点、悪かった点
- (3) もう少しこうすればよかったと思う点
- (4) これらを踏まえ、次の4ヶ月はどうするか
- 原晋と吉井理人の本を読んで、両者が驚くほど似ている事に気がつく。それくらい、「ティーチングではなく、コーチング」というのは、成果を出す組織の共通点なんだろう。少なくとも、スポーツでは、そう。では、それが研究に活かせるか、というのが問いになる。
- 各メンバーの状態が、指導を求めているのか、育成が求められているのか、といったことを見極めるのが、次のステージか。研究に関しては、各コンポーネントに分解して、それぞれのステージを分析して、それに応じた示唆を与えると良いのかもしれない。
[書籍]
勝利への哲学157 (原晋)
逆転のメソッド (原晋)
最高のコーチは教えない (吉井理人)