2025.06.10 [読書メモ] 不格好経営 (DeNA)

投稿者:

DeNAの南場さんの書籍。

 

刺さったこと

  • 公器を育てないといけない。
    •  どこかで、「小槻研」という言葉を使わない。
    • メンバーに、表面積を担ってもらう
    • 管理職かメンバーかというのは、上下ではなく、役割の違い。
  • 任せるということ
    • 主役を任せる。権限委譲する。
    • 目標は分かり易く、そして高揚するに足る目標化。
  • ミッションの作成
  • PIの仕事: 国際的なネットワーキング

自分で書いた本だからだと思うが、南場さん自身がどうすごかったか、というのはよく分からなかった。特別技術に優れていたわけではないし、どこかにexpert性を持っていたわけではないのだと思う 。情熱はすさまじかったのだと思うが。

この考え方は、研究室経営にも繋がるように思う。自分自身が、全ての分野でエキスパートである必要はない。自分にも、自分にしかできない役割がある、、、ハズ!


  •  事業
    • 公器を創りたいのか、南場カンパニーを創りたいのか。
    • 社会の公器として発展させるための責任を果たす
    • 成功のモデルは、壊される前に壊さないといけない
  • 人材の確保
    • 天才を増やす。天才をあと何人産めるだろう?
    • (1) 人材を採用し、(2) 育て、(3) 輝かせ、(4) だから辞めない
    • いい人材の特徴は、自分の仕事にオーナーシップを持っている
    • 人を育てるコツは、「任せる」こと。
  •  ミッションの作成
    • DeNAクオリティの作成
      • (1) デライト、(2) 球の表面積、(3) 全力コミット、(4) 透明性、(5) 発言責任
  • 社長の責任
    • 決定する。継続討議しない。
    • 不完全な情報に基づく迅速な意思決定が、充実した情報に基づく意思決定に勝る
    • 「正しい選択肢」を選ぶことも大事だが、「選んだ選択肢を正しくする」ことも必要
    • 外部との折衝と関係づくり。国際的なネットワーキングも含む。
    • 検討に巻き込むメンバーは一定数必要。だが、全員ではいけない。全員にシェアするときは、自身のある時。
    • 賢く見せようとしなくていい。自分のアホさをさらけ出してでも、助けてもらわないといけない