久々に読んだNEWTON。やっぱり面白い。これからも時々読んでいこうかなと思う。
- 哲学の始まり(古代ギリシャ)
- なぜ、と言う不思議から
- ロゴス: 理性的な説明
- 物事の根源について
- ミレトスのタレス: 水(A.D. 6C)
- ピタゴラス学派: 数学(A.D. 6C)
- デモクリトス: 原子論(A.D. 4C)
- 科学の原型
- プラトン: イデア論
- アリストテレス」 実践・観察主義
- 中世・近世の哲学
- 神学と哲学の分離: オッカムのカミソリ(12C)経験論
- 知覚できない存在を認めるべきでない
- 必要以上の仮定を置くべきでない
- 概念を用いる神学 と 観察・経験を重視する哲学 の分離
- 実験主義: フランシス・ベーコン(16C)
- 実験によって知識は獲得できる!(帰納法)。おそらく、経験科学(観察科学)の始まり
- 自意識: デカルト(17C)我思う、の人。神の存在証明。
- 絶対に正しい知識、「第一原理」を探すことが必要だと考えた。意識を第一原理とした。
- 人間は「考える意識」と「物理的身体」に分けられる(心身二元論)
- 機械論的自然観に繋がってくる
- 機械論的自然観: デカルト
- 機械論的自然観(すべては計算できる!)。
- デカルト座標系。物体は数学的に記述できる!
- イギリス経験論①: ジョン・ロック(17C)
- 人は白紙で生まれてくる!そして、経験を重ねることで、バナナがバナナであると分かる(バナナの概念の獲得)
- <==> 人は生まれながらにして物体や概念を正しく扱える原理・知識を持っている(デカルト)
- イギリス経験論②: ジョン・バークリ(17C)
- 知覚できないものは存在しないのではないか???(量子論にも繋がる)
- ==> 経験できないものを疑う
- イギリス経験論③: デイヴィッド・ヒューム(18C)
- 因果関係の存在は、信じることしかできない(100%正しい帰納的法則は存在しない!)
- ここまでのまとめ
- イギリス経験論: 人は経験により知識を得る
- 反論: 個別の経験から、人類共通の知を得られるのか?
- 大陸合理論: 人は生まれながらに知識・理性を与えられている
- 反論: 神の存在を前提とした合理論って理性的なの?
- 論点: ひとの理性がどの時点で獲得されるのか?
- イギリス経験論: 人は経験により知識を得る
- コペルニクス的転回: エマニュエル・カント(18C)
- それまで: 秩序があった世界が先にあり、私たちはそれを認識している
- カント: 私たちの認識が先にあり、認識が秩序だった世界を形成している
- 人類共通の認識・フィルター(悟性と感性)を通して、客観的な知を積み上げていく(止揚)
- 神学と哲学の分離: オッカムのカミソリ(12C)経験論
- 近代哲学
- 弁証論: フリードリヒ・ヘーゲル(18C)
- 世界は弁証論的に進歩していく=進歩思想。世界が良くなっていく、と言うのは新しい考え方!
- ==> マルクス 共産主義(社会も良くなっていくはず, 19C)
- ==> ダーウィン 進化論(生物も進化していくはず, 19C)
- 無意識: フロイト(19C)
- 反証主義: カール・ポパー(20C)
- パラダイム論: トーマス・クーン(20C)
- 科学の歴史は断続的な転換(≠連続的転換)
- 弁証論: フリードリヒ・ヘーゲル(18C)