11人の青春経験者のインタビュー。インタビューと内容というよりは、それを総括する、立花隆の前書きとあとがきが素晴らしい。
読んでみて、まだ自分の青春は終わっていないと思った。まだ、自分の情熱をかける対象を探している。
立花隆が言うには、30代は青春ということなので、40歳までに見つかればよいと思う。まだ、足りない。
吾十有五而志于学。三十而立。四十而不惑。五十而知天命。六十而耳順。七十而従心所欲、不踰矩。
いつか、たどり着きたい。不惑。
- 青春とは
- 過ぎ去った時に初めて、あれが青春だったのだと気が付く
- じぶんの生き方に対する迷いから吹っ切れた時に、青春が終わる
- 自分の生き方を模索している間は青春なのだ
- 青春中
- 自分に忠実に、大胆に生きようと思うほど、恥も失敗も多くなる
- 対比:精神だけ老化した青年
- あらゆる失敗の可能性を前に足がすくんでしまった青年
- あらゆる失敗の可能性を見据えつつ、大胆に生きた人こそ、青春を生きた人
- じんせいにおける最大の後悔は、自分が生きたいように自分の人生を生きなかったときに生じる
- 共通性
- みんな落ちこぼれ。それは、普通の人生が面白くなかったから。
- 落ちこぼれつつ、自分の情熱をかける対象を追い求めていた。
- いったん、自分の人生を掛けるものを見つけると、かれらは落ちこぼれからとてつもない努力家に変身する。
- 謎の空白時代=青春
- 情熱をかけるべき対象を追い求めた時期
- 自分の人生を賭けられるようになるまでは、それにふさわしい自分を創るために、自分を鍛えぬくプロセスが必要
- そこに必要なのは、なにものかを求めんとする意志