2019.09.21 [議論メモ] ふわっとした目標と焦燥(抽象性の罠)

恵美ちゃん・ざっきーとの会談より


  • ふんわりとした「理想」と理想とのギャップにより引き起こされる焦燥感
    • そもそも,問題(目標への課題)を具体化していない時点で解決なんてできない
      • 國分巧一朗の「一般性・抽象性の罠」より.(e.g., 2019年04月問題)
      • 出来る人はトップダウン型で思考する.しかし,そのトップダウン化が難しい.
    • ただ,問題を具体化して,その道筋が見えた時点で,その問題の多くは解決している
      • スピノザ: ヒトは何かを理解した時に初めて,「理解するとは何か」を理解する(事後的認識)
      • e.g., 世界に影響を与えうる研究者になる方法
    • じゃあどうするんだってばよ?
      • 結局は,目の前にある課題に一つずつ対処していく対処していくしかない.
  • パッション・ドリブンでありたいという願望
    • ジャンプの主人公的な
    • でも,どうやら自分はそうではないという受容.
    • 別に必ず必要なモノでもなくて,具体的にトレーニングを重ねる
  • 「仕事の迅速性とは何か?」問題
    • 多くは経験則で片付けられる.ひとまず最初は具体的に目の前の仕事に集中するだけ.
  • プロジェクト化・事件
    • ~プロジェクト,~事件と名付けることで,ひとまずその問題を「」で括る(客観視する)
    • Aと向き合うのはしんどいが,「Aという問題」とは向き合える
  • 復習:「7つの習慣」の骨子とは?
    • イントロ: 長期的に一貫する習慣の重要性.PとCPの両方に投資.
    • 私的成功: 私的成功が公的成功に先立つ
      • (1) 主体性の発揮: 自分の関心の輪に集中し,その影響の輪を広げる
      • (2) 自己リーダーシップ: 自分憲法を持つ.人生の終わりから考える
      • (3) 最優先事項の決定: 自分憲法に従う.緊急ではなく,重要なことに集中する.
    • 公的成功
      • (4) WIN-WINで考える
      • (5) まず理解に徹し,それから理解する
      • (6) シナジーを作り出す
    • (7) 刃を研ぐ

 

 

  • kotsuking
  • 関東の某国立大学、教授。他に、JST・さきがけ研究員、理研・客員研究員、気象予報士。京都大学大学院で博士(工学)を取得。
    スーパーコンピューターを駆使して天気予報の改善に取り組むデータ同化研究者。座右の書は「7つの習慣」。

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