2012.12.19 [考え事] 民族についての考え事

ドイツ滞在がちょうど半分です.最初は色々と刺激的で,嬉しい楽しい大好き!な毎日でしたが,落ち着いてくると,社会の負の面も見えてくるし,自分の負の面も見えてくる.
1.飲み会でトルコ人とか,ウイグル人に出会う
→ あ,お金多く出したほうが良いのかな?移民系の人って苦労してるんだろか?
2.テレビでパレスチナ難民の番組を見る
→  イスラエル人ひでーな.というか,この問題を引き起こしたイギリス人・フランス人もひでーやつらだ.
3.強制収容所跡地に行く
→ ドイツ人もひどいことしてる.っていうか,日本人としても他国のことをとやかく言えない.

人と会って出身とか聞くと,自分が勝手に国や日本との関係のバックグラウンドとかを考える癖があるのに気づく.特に中国や韓国の人と会うと,日本の事はどう考えちゅうがやろう?って考えてしまう.でも,こういう癖って,個人と個人が仲良くなりたいと思うときに,非常に邪魔.僕が2,3歳の子供だったら,何のためらいもなく,全ての民族の子供と仲良くなれると思う.自分としては,そういう色眼鏡が無い状態で,世界中の人と仲良くなりたいと強く思う.

結局,事前知識で色眼鏡を使わずに,個人と個人として人と付き合えるようになりたいわけです.これは当たり前なんだけど,最近気づいた自分のダメなところ.というわけで,この変な癖は直そうと思います.

ここまで考えると,じゃあ知識っていらないんじゃない?って事になる.でもこれは直観的にNOで,僕自身は歴史を知るのが好きだし(しかも,なんか人間の悪意的な歴史を見るのも好きだったりする),それが悪いとは思わない.強制じゃない範囲で多くの人が学ぶべき問題じゃないかとも思う(過去の戦争とか,難民問題とか,現在の社会問題とか).

でも,イマイチこういう問題を学ぶ必要性がクリアに分からないっていうのが最近の考え事なわけです.移民・難民の問題とかを知ると,どちらの側にも正義があるのが分かる.誰が悪いとか,一義に言えなかったりする.問題は認識できるのに,それに対する自分の解答が全く得られない.こういうのがストレスなのは,受験勉強で問題と解答というスタイルに慣れ過ぎたからなのか.

良く言う説では,「過去の悲惨な歴史を繰り返さないために学ぶ」と言います.そうだとしたら,ある程度の為政者が知っていれば十分で,全ての人が知ってる必要ないのか?なんかそれっぽい答えは,「本当の友情は,そういう問題を乗り越えた先にあるんだ」みたいになるのかな?

とまぁ,脈絡のない話でした.アンパンマンみたいに生きたい26歳でした.

  • kotsuking
  • 関東の某国立大学、准教授。他に、JST・さきがけ研究員、理研・客員研究員、気象予報士。京都大学大学院で博士(工学)を取得。
    スーパーコンピューターを駆使して天気予報の改善に取り組むデータ同化研究者。座右の書は「7つの習慣」。

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