2019.03.31 [議論メモ] 魅力的な自分語りとは

かれこれ数年考えてきたモヤモヤに、ようやく一つの回答を得たように思う。
世の中には、自分語りをする人がいる。
自分語りが一概に悪いわけではない。ただそこには、魅力的な自分語りと、魅力的でない自分語りがあるのだ。

我々は、自らの「思考」を世に問う勇気を持とう!


自分語りについての物差し。

  • ライブ と ディスカッション: 反論可能性の観点より
    • ライブは自慢。承認の欲求を満たす営み。上から目線なことが多い。
      • つまり、マウントを取りに行く。「自分はあなたより優れている」勝負を仕掛けられている。
      • 褒めてほしい、すごいって言ってほしい人。
    • ディスカッションは、こちらの言い分・質問を謙虚に受け止める
      • 双コミュニケーション性を有する
      • それができるのは、自分に自信があるから。「自分の採点官」を「自分」にしてるだからできる。
    • ライブに欠けた視点。それは、私にとって”so what”
      • 実利がない。寄り添う感が無い。
      • 「あなたにとって、こういう意味がある情報」感が無い
  • 事実と考えたこと:
    • 事実を述べる自分語りには、魅力を感じない。
      • ステータスを誇る。記号的な自分に頼る。
    • 魅力的な自分語りでは、思考・考えたプロセスが述べられる。
      • 思考を誇り、あまつさえ、さらに磨こうとする。
  • 総じて
    • 「自分が魅力的だ」と感じる人が有する性質が、この2点である。
      • 裏返せば、自分もその様に生きねばならない。
    • そういえば自分も、5年前に「恵美ちゃんの様に自分の言葉で語りたい」と思っていた。
      • その目標はかなり達成されたように思う。
      • これはつまり、「明示的な目標人物」を、人はコピーできるのだ!
  • kotsuking
  • 関東の某国立大学、教授。他に、JST・さきがけ研究員、理研・客員研究員、気象予報士。京都大学大学院で博士(工学)を取得。
    スーパーコンピューターを駆使して天気予報の改善に取り組むデータ同化研究者。座右の書は「7つの習慣」。

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