山口周さんの本。正直あたりで、このタイミングでこの本に出会えたのは幸運である。
まとめ
- 人生に行ける戦略とは、つまるところ、時間資本を如何に配分するか
- 人的資本–>社会資本–>金融資本–>WB
- WBとは (1) 自己効力感、(2) 社会的繋がり、(3) 経済的安定
- 時期尚早でなければ、勝てない
- CSV競争戦略: 社会的利益を生み出す企業が長期的に繫栄する
考えねばならないこと
- 自分の人生の勝利条件
- 自分が好きで、長く続けられること => 長く続けてきたこと、に注目する
- ポートフォリオ: リスクとリターン、長期・短期の性質の違う仕事を組み合わせる
取り入れたらいいかもしれないこと
- FIVE FORCE分析 (売り手、買い手、競合との競争、代替品の脅威、新規参入の脅威)
その他
- 自分の人生をプロジェクトと見立てる。
- 人生の勝利条件を決める。
- 人生はその勝利条件に至るための時間配分の最適化問題。
- そのために、ポートフォリオを組む (副業、自己研鑽、などなど)
- 将来産み出す価値に着目して、時間配分する
- 私たちは「自分という人生のプロジェクト」の唯一の責任者であり、リーダー
- 企業の目的 (パーパス) を再考する動き
- 自分たちは何のために働いているのか、何のために存在しているのか、答えられない状態だった。
- 人生に行ける戦略とは、つまるところ、時間資本を如何に配分するか
- 人生の春夏秋冬
- 優れた戦略とは、短期的には不合理に見えるけど長期的に合理、部分的に不合理なのに全体では合理、となっている。
- AI時代の対処法: 正解のある仕事を避ける
- 才能より、長く続けられるか、が大事
- 企業経営の2流派
- ポジショニング
- RBV (Resource Based Value)
- 有用性、希少性、模倣困難性、代替不能性
- ブログを始めた理由: 自分以外の何かに働いてもらうため
- 守破離 (世阿弥): 凡庸なアーティストは模倣する、偉大なアーディストは奪う
- 伸びる人の共通点は、「素直」であること
- 学習とは、経験を通じて自分を変化させることで、同じインプットに対して、より良いアウトプットを出せるようになること。
- 自分という認知システムが変容し、世界がこれまでとは違って見えるようになること
- 経験とは、良質な失敗のこと
- 発達指向型組織: その仕事で最も成長できそうな人を配置する。
- サーバントリーダーシップ: 他者が称賛される
[その他]
- ブルーオー謝恩戦略
- 想像性理論: 打率よりも打数に多くたつ。兎に角たくさんアウトプットを出す
- 成功したから多く生み出した、のではなく、多くを産み出したから成功した (Gaussian Tailが広がる)
その他:
・社会資本–>金融資本は、納得感もある (日本気象協会、東進)